麻雀 漫画 名言 天牌

世の中には色んな磁力が渦巻いているもんじゃ
そしてその磁力を背負った人間も存在する

　天牌34巻第3話「磁力の存在」より

周りの人がどんどん不幸になっていく悩める青年・瞬に対する新満さんのお言葉。

瞬「磁力…？」
新満「ああ それはブラックホールみたいたもんでのぉ 全てのものを穴の中へ吸いこんでしまう不思議な力ぞ お主の好き嫌いに関わらず麻雀に打ち込めば打ち込むほど麻雀好きの奴らの色んな人生を吸い寄せてしまう」
瞬「少し辛いです…」
新満「麻雀をやめればお主の周りは穏やかになる が 様々な波乱そのものがなくなるわけではない ただお主から離れちらばるだけ」

瞬は自分が周りの人の人生を狂わせていることを自覚してきたようです。

けど、直接瞬が原因だったものって入星さんくらいですけどね。
銃に撃たれたっていうヘビーさですが・・・


因みに瞬に出会ってから不幸になった人たち。

まずは谷口隆。
麻雀の感性が落ちぶれてしまったことから黒沢さんから引退を勧告され、
隆は黒沢さんの下を離れます。

いい感じで一匹狼を堪能していたのですが、そこに偶然瞬と出会い、麻雀で惨敗します。

それでもあきらめない男・谷口隆は雀荘四川で麻雀打ちを再開するのですが、
そこでやってもいないサマを遼のせいで疑われ、結局負けた相手に逆恨みさ れ、
路上で刺されて死にました。

よっちん。
瞬に負けじと麻雀に気合を入れていると、後藤との関係が悪くなり、海輝とのつながりを失います。
これまでの人間関係がズタボロになり、苦悩の日々が続くよっちん。
背中に入れ墨を入れてもう一般人には戻れない男に。
また、一般人になろうと頑張っています。頑張れよっちん！！

黒沢さん
瞬と出会ってから、体調が悪くなる一方。
酒を受けつけなくなる体になって最後の対局を機に行方不明。。

後藤
残念なモブキャラに。。

遼。
雪山で死にかける。

こうしてみると、黒沢一門の不幸になりっぷりが半端ない。
黒沢さんや遼は一見、瞬との出会いは全く関係なく思えるかもしれません。
しかし、出会っただけで人を不幸にするという可能性を捨てることはできません。

まあ、けどこれは仕方の無いことで、別に瞬がいなかったらいなかったで
どの道こいつらは残念な結果になってるかと。。

ということで、新満さんの意見が正しい。。